「みんなの趣味の園芸」で紹介したファイルの置き場所。 uploader.jp

　★ご注意★
・悪意の第三者が何か仕込むかもしれないので、PC等のセキュリティー対策は自己責任でお願いします。
・更新作業のため、アップロードしたファイルを一時的に撤収している時があります。

　★以下の説明をよくお読みください。★

　「みんなの趣味の園芸」で紹介した（あるいは紹介する予定の）ファイルの置き場所です。
　うｐ主のページはこちら。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_profile&target_c_member_id=40476


　【すっぽんぽん栽培に用いる液肥について】
　バンダなどの着生蘭を、植込み材を使わずに空気中に根が剥き出しの状態で栽培する「すっぽんぽん栽培」では、そこいらのホームセンターで広く市販されているような普通の液肥だけでは、不十分なことが分かりました。元々健全な株をまあまあの状態に維持するのが精一杯で、調子を崩した株を回復させたりするのには効果がイマイチなのです。
　蘭屋さんの推奨で以前使っていた液肥と活力液のセットがとても良かったので、それらを通販で取り寄せてまた使う手もありました。あと、油粕などを茶濾し紙などに包んでぶら下げる方法もいいと言われています。……が、それでは、腹の虫が治まらない気がしたのです。
　大概の植物には当たり前に使える「普通の」液肥が、すっぽんぽん栽培の蘭には使えないんですよ。なんで？？？ 問題に気付いた以上は、原因を解明してなんぼでしょう。肥料に使える成分なんて決まっているのですから、適否があるとすれば、それは成分の組み合わせの問題のはずです。
　そこで、そこいらで容易に入手できる資材の組合せで可能な、すっぽんぽん栽培に適した液肥のやり方を研究しているところです。
　最重要課題の部分（下記）が未だ研究途上ですが、現時点で考えたところまででまとめました。犠牲にしてもいい株をお持ちの方は一緒に実験してみませんか？

　【現在実験中の新アイデアについて】
　植物には、根の細胞でエンドサイトーシスによって水溶性タンパク質を取り込んで窒素源とする能力があると考えられています。ただ、その能力は植物の種類によって大きく異なります。生育に必要な窒素の何％をそれで賄えるかで言うと、それこそ０から１００までというくらいに開きがあるのです。そこで、着生蘭のすっぽんぽん栽培でその能力を活用できるかどうか、実験しているところです。
　健康食品としてドラッグストアなどで広く市販されている「コラーゲンペプチド（コラペ）」を使います。コラペを唯一の窒素源とする栽培実験を2019年２月から始め、2023年1月時点で、元々がそこそこ良好な状態の成熟株を、良好な状態に維持することはできています。普通に窒素肥料を与えた場合と同様に生育しており、効果はあるかないかで言えば「ある」と思えるところまで来ました。（約４年間、正常に生育し続けたのだから、全く効いていないということはないはずです。）
　でも、コラペは大小様々なサイズのペプチドの混合物ですから、アミノ酸数個程度までの小さなペプチドだけがアミノ酸の取り込み経路で取り込まれていて、サイズの大きなペプチドは取り残されている可能性もあります。逆に、大きなペプチドの方がエンドサイトーシスによって捕捉され易くて、小さなペプチドの方が取り残されている可能性もあります。つまり、効いていたとしても、一部しか効いていない可能性があるのです。
　また、一見順調に見える植物の生育状況についても、体内の窒素在庫を使い回してやり過ごしているだけ、という可能性が否定できません。
　よって、現状以上に大きくならない成熟株では、何年観察していても埒が明かないのです。
　コラペに「窒素肥料として額面通りの効果」があることを実証するためには、コラペを唯一の窒素源として、小苗を立派な成熟株にまで順調に育成できたという実績が必要です。当然、そのためには年月を要します。
　そこで、まだ「試用期間」ではあるものの、うｐ主は今こういう考えに基づいてこういう実験をしていますよ～という内容を、そういうものとして、公開することにしました。

　【ファイルの様式などについて】
　最近 PC を新調しました。Office ソフト（ワープロ・表計算）は Kingsoft のものです。Microsoft Office との間でファイル互換性は一応ありますが、細かい所では食い違いも幾分ありますので、その点はご了承願います。
　●テキスト（PDFファイル）：PDFでも「見出し」（＝「しおり」）機能が使えるようになってたんですね。なので今回はテキスト版は PDF だけにします。
　まだ完成版ではありません。紙がもったいないので印刷はしないでください。
　作成に用いたワープロソフト = Kingsoft の WPS Writer に「意図しない場所に意図しない文字列（よくあるのは少し前に入力した文字列やその書きかけの状態）が勝手に ポッ! と入力される」というバグが多発しています。一応点検はしましたが、見逃しもあるかもしれず一応点検は、余計なみのがしｍ文字列が入っている箇所がちらほらあるかもしれませんもじれつが。（←こんな感じ！！）セキュリティーはノートンの有料サービスを利用していて自動スキャンも頻繁に実行されているので、それで見逃されることはさすがにないでしょうから、ウイルスではなくて WPS Writer のバグでしょう。というわけで、誤植（や内容の誤り）を見つけたら「みんなの趣味の園芸」のうｐ主のページのどこかのコメント欄にでもご報告をいただけると助かります。たすかりま
　●計算表（WPS Spreadsheets/ Excel ファイル）：混合液肥の成分の計算などに便利な表がいろいろ入っています。前のバージョンでは、液肥の希釈液中の各成分の濃度を「１％を千倍希釈した濃度＝十万分比」を単位としていましたが、ここ専用の単位を設けて毎回注釈付きで使うのはかえって分かりづらいとの判断から、今度のバージョンでは、世の中で広く通用している 百万分比＝ppm 単位で統一しました。
　表計算ソフトがない場合でも無料で使える方法：
　(1) Microsoft Store で入手できる Trio Office でも閲覧・編集が可能です。ただし、レイアウトやフォントが変わってしまう箇所があります。
　(2) Googleドライブをご利用の場合、Googleスプレッドシート でも数値計算までは可能です。グラフは使えません。行が線のように細くなってしまう箇所があるなど、互換性にかなり問題があります。（あくまで元々 Google ドライブをご利用で数値計算だけ使いたい場合の話です。これ用にわざわざ Google ドライブをインストールする位なら Trio Office の方が使えます。）

　下のファイル名をクリックするとダウンロードページに移動します。「ダウンロード」ボタンは、広告の上に、目立たないように小さくちょこ～んとあります。ばぐでｓｈ